定期健診を通じたお口の中の健康管理
歯の治療が終了し、お口の中が健康な状態に戻ると、この健康な状態を長く維持することが重要になってきます。
定期的にお口の中を検査すること(患者さんによって期間は異なります)は非常に重要であり、仮に問題点が早期に発見された場合でも必要最小限度の治療で済みます。
虫歯治療後の定期健診
虫歯の治療で歯に詰め物を入れたり、歯を被せると虫歯にならないと言う事ではなく、人工物との境目は将来虫歯になりやすいポイントになります。
患者さんの歯磨きの状態、食生活(甘い物をよく口にするなど)や唾液の状態によって、1度虫歯になった歯は治療後も虫歯になる可能性があります。
初期の虫歯はほとんど症状が出ないため、検診で見つかる事が非常に多くなっております。
また、大きな根の病気の治療後の経過を診るには、数ヶ月から1年経った後のレントゲン写真で「溶けた根の先の骨が再生したかどうか?」を診断します。
歯の健康を維持するために、治療後も定期検診を行うことが非常に重要です。
歯周病治療後の定期健診
一度きれいになったお口の中も、歯磨きを怠れば短期間で元の状態(歯石や歯垢が付いている状態)に戻ってしまいます。
歯周病の進行度によって検診の期間は変わってきますが、その人にとって最適な期間であれば、お口の中の健康を長く維持する事ができます。
それにより歯肉や歯槽骨(歯の根の周りの骨)は強くなっていきます。
歯周病は生活習慣病の一つなので、日頃の食生活、歯磨きが重要です。
定期検診を受けていただくことで、歯を健康に維持することが確実になります。
小児歯科治療後の定期健診
ムシ歯の管理だけでなく、スムーズな生え変わりと永久歯を強くするためにも定期検診をお奨めしております。
小児も虫歯の治療が終了した時点で、その状態を維持することは大人と同様に大切なことです。
違うといえば、乳歯は永久歯へと生えかわることです。ただし、上手く乳歯がとれず永久歯が違った位置に生えたり、いろいろな原因でうまく生え変わることができないことがあります。
そういった歯の生えかわりの妨げになる原因を取り除くことも必要になります。
そして、口の中に出てきてすぐの永久歯は未熟です。
生えてすぐの永久歯はフッ素を取り込みやすく、歯の質を高める最適な時期でもあります。